東村山、小平、東久留米地域密着型不動産
号外
かえる新聞&不動産売却通信
合併号 20021年12月版
どうして売却通信とかえる新聞の合併号を発行しようと思ったのですか?
どうして売却通信とかえる新聞の合併号を発行しようと思ったのですか?
コロナ禍に入ったあたりから、不動産売買市場が変化し始めました。
それが現在(2021年12月)も続いています。お客様と話をしていると、「え、そうなの、知らなかった」という反応も多く、専門家として不動産市況の状況をお知らせしたいと思いました。
そして、売る、買うをときの判断材料のひとつにしてもらえたらと思っています。
また、これまでは売却は不動産売却通信で、購入はかえる新聞と分けていますが、不動産市場全体の状況を説明するときには、売る、買うというひとつの流れの中にあることをまとめた方がわかりやすいと思ったからです。
具体的に不動産売買市場にどんな変化があったのですか?
具体的に不動産売買市場にどんな変化があったのですか?
テレワークなどが増えて「もう一部屋ほしい」という需要や、家にいる時間が長くなり、家を充実させたいという方が増えました。
そんなこともあり、いずれ家を買おうと思っている賃貸にお住まいの方が、一気にマイホーム購入に動き出しました。
一方で不動産を所有している方は、何だか経済も悪くなりそうだし売却は保留にしようと思われたり、移動も制限されて、買い換えてどこかに引っ越しをしにくくなってしまう方が増え、売却をせずに様子を見る方が増えてしまいました。
これによりに何が起きたかというと、家を買いたい人が増えて、物件は売れるようになったけど、肝心の物件を売る人が減ってしまい、物件が少なくなってしまった。
結果として、ひとつの物件に対して検討する人の数が増えて、売れるスピードも早くなったり、これまでより少し高くても売れるような売り手市場になっています。
この時期にマイホーム購入を検討するときのポイントは?
「物件があまり出てこない、、すぐに売れてしまう。どうすればいいのか?」
この時期にマイホーム購入を検討するときのポイントは?
「物件があまり出てこない、、すぐに売れてしまう。どうすればいいのか?」
やはり、売れるのが早いため検討する時間があまりないですよね。そのときに焦らないようにするために、準備が必要だと思います。
具体的には、資金計画を立てておく、住宅ローン事前審査の承認取得、物件を見る目を養っておく。
資金計画については、物件ありきではなく、家計ありき。借りられる額ではなく、返せる額から予算を決める必要があると思います。お子さんの教育費、家の修繕費、定年退職時の残債予定額なども考慮して計画を立てる必要がありますね。
予算を立てると同時に、銀行に住宅ローン事前審査をお願いして適用金利と借入可能額を出しておいてください。
物件が変わっても有効な場合が多いので不動産会社の営業マンにとりあえずの物件で審査をしてもらうことができます。
物件を見る目を養うというのは、物件を実際に見て比較検討しておくことが必要です。
候補エリアに物件が出ていなくても、他エリアの物件を見ておくこともできますので、これも営業マンに手伝って貰う必要がありますね。
この時期にマイホームを売却するときのポイントは?
「コロナ禍で何となく経済が心配で、不動産も大丈夫なのかと思ってしまうけど。。」
この時期にマイホームを売却するときのポイントは?
「コロナ禍で何となく経済が心配で、不動産も大丈夫なのかと思ってしまうけど。。」
購入する人は動いていて、物件が少ない、まさに売りどきと言えると思います。
売るタイミングを見計らっている方は、早めに動いた方が良いと思います。なかなか売れなかった物件がここに来て売れていくということも増えています。
でも、その状況はいずれ落ち着くと思います。
というのも、これまで様子を見ていた方が一斉に売却に動き出した時に、物件の在庫も増え、段々と以前のように買い手市場に戻っていくのではないかと思います。
売却を始めようとするときに、気をつけることなどありますか?
売却を始めようとするときに、気をつけることなどありますか?
2つあります。
1つは、よし、売却を始めよう!と思っても、相続登記が終わっていないので手続きが必要、土地の測量図がなく、まずは測量が必要というようなことも多いです。
これらを完了するには時間がかかることもあるので、不動産会社に相談してみてください。
もう1つは、不動産会社に査定をお願いした時に、「今は高く売れますから」と売主さんに気に入られるために高い査定金額を出してくる可能性があること。
査定額というのは、「これくらいで売れるかもしれませんね」というものであり、本当に売れるかは別として、営業マンのさじ加減で高くしようと思えばできてしまいます。
とりあえず、売却を任せてもらい、それから値下げを勧めようということもありますので、数社に話を聞いて、適正な売却額を把握したり、売却を任せるパートナーとして一緒にやっていけるか、任せることができそうかを判断する必要もありますね。
この時期に住み替える場合のポイントは?
「家は売れるかもしれないけど、新居が見つかるかな。。。」
この時期に住み替える場合のポイントは?
「家は売れるかもしれないけど、新居が見つかるかな。。。」
確かに自宅の売却はうまくいく可能性が高いですが、購入の方はなかなか物件が出てこない可能性があります。
そのため、気に入った物件が出るまでは動かない。そして、物件が出たら先に購入して、それから売却という方法ですね。
ただ、これはタイミング、ご縁があるかどうかですので時期が読めません。また、先に購入するとダブルローンになってしまうかもしれませんので、出来る、出来ないがあります。
でも、残債があって売れるのか心配という方は、売却が好調な今動いておいて、購入物件が見つからない場合には、一旦仮住まいをすることも有りなのではないでしょうか?売却という足かせはなく、すぐに動けますので、気に入った物件を購入できる可能性も上がると思います。
2022年の不動産市場はどうなりそうですか?
2022年の不動産市場はどうなりそうですか?
緊急事態宣言が解除されてから、売却やお住み替えのご相談が当社でも増えていますし、他社さんでも同じような状況のようです。
そして、不動産売買が活発になる3月や新年度が近づいてくるため、それも相まって徐々に、物件が増えていくのではないかと思います。
もうひとつ、不動産を購入するときの住宅ローン控除の内容が令和4年度の税制改正に向けて見直されていますが、この内容が決まってくると「購入に向けて動こう!」というきっかけになる可能性も高そうです。
不動産売買は需要と供給のバランスに影響を受けることが多いので、売り買い両方の状況をみておくと、状況を把握しやすいと思います。
年末、年始はご家族でお家のことをお話しする機会も増えるかもしれませんが、そのときに今回の内容が少しでもお役に立てばうれしいです。わからないことなどありましたらお気軽にご相談ください。(^^)