スムーズに不動産売却をするためには、「売れにくくなること」をやめる、解消することがコツだと思います。

1．見学時の鍵の手配をスムーズにする。

鍵を遠くの不動産会社で預かっていて、片道1時間もかかってしまうようなことも場所だと、営業マンが鍵を取りに行けず、物件見学の候補から外れてしまうことがあります。

これを解消にするには、物件から近い営業所で保管してもらう、それが難しい場合は、暗証番号で開くキーボックスを不動産会社に頼んで、現地に設置してもらう等の対応が必要だと思います。

2．電気を通しておく。

空家だと電気の解約をされてしまう方もいますが、曇り、夕方の時間帯などに見学に行くと真っ暗だったりします。

また、冬場は給湯器の凍結防止ヒーターも止まってしまい配管損傷のリスクもあります。

例えば50A契約を10Aに下げれば、毎月の料金も下がりますし、電気は通しておくのがコツです。

3．キッチン、トイレ、お風呂だけでも掃除をする 買う人が新しく交換するだろうから、掃除は必要ないのでは？とキッチンなど水回り設備を汚れたままで売却している物件もありますね。

ただ、それだと第一印象が悪くなってしまったら、価格交渉が入りやすくなったりします。

物件全体をクリーニングするのは費用もかかり大変ですが、お風呂、トイレ、キッチンだけでも掃除をしておくことで、印象が大きく変わりますよ。

4．室内の残置物を撤去しておく。

空家で荷物が残ったままの売却という場合もありますね。

売れたら撤去するという方法もありますが、先に撤去して空にして売却するのがコツです。

荷物が置いてある物件で、見学者は来るけど、なかなか成約にならず、それらを撤去したらスムーズ売れたということが何度もありました。

まだ他にも物件別、シチュエーション別に色々とあるのですが、こういうちょっとしたことで売れる、売れないになるのが居住用不動産の売却だと思います。

今回のお客様は、遠方にお住まいのでしたが、東村山にご実家があり、それを相続をされる予定でした。

ちょうどご葬儀等でお忙しい最中だったそうですが、なかなか東村山へ来ることもできないので、ということで、この売却通信を手に持って、かえる不動産にご相談に来てくださいました。

「まず何から始めればよいのですかね？相続、片付け、売却などどうしたら良いものか。。」と困惑されているご様子です。

お家の場所や面積や築年数などをお聞きして、大体の売却相場価格のご説明をしましたが、すぐに売却する必要もなさそうです。

まずは、相続登記を行い、その後、室内の片付けを行う段取りが良さそうです。

「相続登記も片付けも自信がないのですが、お手伝いしてもらえますか？」と不安そうでしたが、「もちろん、仲間の司法書士さんや、片付け屋さんと一緒にお手伝いさせていだきますね。」とお伝えして、安心して頂けたようです。

ご葬儀の前後ということで、精神的にも大変な時期に、思い切って相談に来てくださりありがとうございました。

遠方にお住まいで、東村山に来るのも大変だと思いますので、今後は郵送、電話、メール等で、サポートさせていただきますね。(^^)