東村山、小平、東久留米地域密着型不動産
不動産売却コラム
第15回マンションの売却について
今回は、
『マンションの売却』
についてご説明いたします。
地震が起きたことにより最近注目されているのが、
旧耐震基準か新耐震基準のどちらで建てられているかということです。
昭和56年6月1日に新耐震基準で施工されていますので、それよりも築年数が古いマンションの場合は、旧耐震基準で建てられている可能性が高いです。
その場合、
マンション全体で耐震工事を行なっているか、これからその予定があるかどうかは最近の購入者が気にしているポイントです。
また、マンションの場合は土地や一戸建てと違い
『管理』に関することが重要になります。
『管理状況は良好か?』
『計画的な修繕予定があるか?』
『共用施設の充実度は?』
などが、買主様が気にしている点です。
特に、築年数の古いマンションなどでは、修繕計画とそれに伴う管理費や修繕積立金の値上がり計画などを最近の購入者は特にチェックしています。
正直、修繕計画表とキャッシュフロー表を見て善し悪しを判断できるお客様は稀ですが、そういった書類をきちんと提示することで『きちんと管理しているマンションだ』という印象につながります。
こういった書類は、担当営業マンが管理会社から取り寄せるのが通常ですが、売主としても目を通して確認しておかれると良いと思います。
また、管理組合への参加状況や出席頻度などもお伝えできれば安心感になります。
『どれくらいの頻度で役員が回ってくるか』というのは特に共働きのご家庭には気になるポイントです。
その他にも、
『駐車場の空き状況』
『ペットの飼育状況』
『上下左右のお部屋の家族構成』
などを購入者は知りたがっていますので、ご返答できるようにされておくのが理想的です。