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不動産売却コラム

第16回一戸建ての売却について

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今回は、

『一戸建ての売却』

についてご説明いたします。

個人の方がお家を売る時には『中古一戸建て』として売りに出します。

1年しか住んでいなくても『中古』になります。

中古一戸建てと新築一戸建てで大きく違うのは、

『保証』

です。

新築一戸建ての主要な部分には、売主による10年保証が義務づけられています。

主要な箇所以外にも、設備ごとに数年の保証がありますので購入者としては安心材料になります。

しかし、中古の売買の場合、基本的には3ヶ月程度の保証期間しかなく、また保証内容も最小範囲に限定されています。ただ、ここ数年で中古住宅の引き渡し後の不具合について保険で対応出来る商品が出て来ています。

売主様は『現在』で考えますが、買主様は『将来』を考え検討します。

将来を考えた時に、『どれくらいこの家はもつのだろう?』という不安が一番大きいのです。

ですので、今までにしてきたリフォームの履歴やその時の見積書、新築当時の検査資料は買主様が購入を決断するにあたってのとても大切な資料になります。

また、腕の良い大工さんに建ててもらった場合などはそれもしっかりと伝えるべきです。

住みながら、『耐震診断』 『建物検査』 などもやっているとベストです。

今まで住んでいて何の不具合もなくても、これから住む買主様の立場にたち、説得力のある証拠を提示できれば、中古一戸建ても新築住宅より良いものはたくさんあります。

せっかく大切に住んできた家だからこそ、価値を最大限に引き上げたいものですね。

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