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不動産売却コラム

第28回住み替え(購入を先に行う買い替え)について

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前回は、住み替え時に、売却を先に行うパターンをご説明しましたが、今回は購入を先に行う場合についてご説明します。

購入を先に行う場合のメリットは、「物件探しに時間をかけられる、ほしい物件が出たときに購入できる」ということです。

購入を先に行い、その後に売却をしようと思っている場合には注意ポイントがあります。

どういうことかと言うと、購入物件が決まって契約をする際に、◯月◯日迄に購入物件の引渡しをしますという引渡し期限を決めます。

その期限までには、売却を完了させ、ローンを完済し、購入物件のローンを組む必要があります。

もし、その引渡し期限までに売却が完了しないからといって、購入の引渡し手続きをしないと契約違反となってしまいます。

また、購入物件の引き渡し期限は、契約後1~2ヶ月というのが一般的です。

その為、売却も1~2ヶ月以内に完了させる必要があります。

もし、その間に売れない場合はどうするのか??

そういう場合は、買取を利用することが多いです。

但し、買取価格に注意が必要です。

買取は買い取った業者がリフォームと利益をのせて再販売するため、普通に個人のかたに売却をする場合よりも価格が低くなります。

買取の相場価格は、普通に売却する場合の相場価格の7割前後が多いです。

そのため、いざ、買取りという方法を利用しようとしても、買取り価格が低くてローンが完済できない、購入するときの頭金として考えていたけどこれでは足りないということになってしまうと大変です。

その為、購入を先に行う場合は、

万が一期限までに売れなかった場合の買取価格を事前に確認しておくことが大切です。

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