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不動産売却コラム
第30回住宅ローンを延滞しそうになったら、してしまったら
先日当社にご相談へお越しなったお客様ですが、住宅ローンの支払いを延滞してしまい、銀行から督促状が届いてしまったそうです。
ご本人は売却して返済をしようと考えてはいたそうですが、中々決断ができず時間が経過してしまったそうです。このままだと家を差し押さえられてしまうのではないかと不安になり当社へ相談にお越しくださいました。
状況としては、失業をされていて延滞した分を返済できそうもない状況だった為、すぐに銀行へ売却する旨を伝えました。
幸いにも差し押さえになる状況になるまでは数ヶ月の時間があるので、その間にローン残債を全額返済できる販売価格で売却をスタートすることをおすすめしました。
今回は延滞が1回でしたが、もし、もっと多く延滞をしてしまうと、差し押さえをされてしまいます。そうなると売却するには銀行の許可が必要になり、時間的な余裕も無くなってくるため、急いで相場より低めの金額で売却をせざるを得ない状況になります。
そうなると売却をしても全額返済ができずローンが残ってしまうことが多いです。
延滞をしてからではなく、延滞をしそうになったら売却するかどうかが決まっていなくてもすぐに相談をしてください。売却をするのが良いのか、銀行に返済猶予をしてもらうのが良いのか等、あなたにとってベストな方法を一緒に考えましょう。