確定申告をしている個人事業主のかたや会社の代表者のかたは、一般の会社員のかたはとは住宅ローンの審査基準が異なります。

そのため、物件を決めてからいざ審査をしてみたら、希望額まで借りられないことがわかり、予算を大幅に変更せざるを得ないとなってしまうことにならないように、準備をおすすめしています。

具体的には、住宅ローンの事前審査をして借入限度額を出しておくというお手続きです。

ただ、そのときにも大体どのくらいの金額が借りられそうなのかを目処をつけて審査にだす必要があるため、借入限度額の簡単な計算方法をご説明します。

確定申告をされている場合は、収入金額ではなく、所得金額の直近3期の平均額を出してください。その平均額の概ね7～8倍前後が限度額です。

会社経営者のかたも、役員報酬3期分の平均額の7～8倍前後が限度額です。

また、どちらにも共通して言えるのが、「できれば頭金を入れてもらいたい」という銀行の基準があることです。

ただ、フラット35というローンだと審査に通りやすかったり、売上、収入の状況によっては物件価格の100％まで借りられる場合もあります。

また、一般的な銀行のローンは、直近3期の平均額で計算するというのもポイントで、1期だけ所得額が多くても、多く借りられるわけではありません。

その為、家を購入する場合は、数年かけて借入希望額を借りられる所得金額にしていく必要もあるかもしれません。

これは一般的な銀行の住宅ローンですが、例えばフラット35という住宅ローンなら直近1期分で審査するため、審査結果が違ってきます。

そのため、物件を本格的に探す前に不動産会社へ相談することをおすすめします。

今回のお客様は学区限定で探されていましたが、学区内の新築戸建てだと予算オーバーになってしまうため、予算内におさまる中古住宅を探したいということでしたが、買った後のことや中古はローン審査で色々と不利になるということを聞いて、不安になり相談会へお越しになりました。

ローン審査で通らなかったり、不利になる場合もありますが、それがどんな場合なのかを具体的に見ていきました。

また、家のメンテナンス費用の参考額を経過年数毎に見ていき、急な出費にならないように、毎月一定額を積み立てていくのが良いのではないかというお話も出ました。

「なるほど、やみくもに心配になる必要はなく、きちんと準備ができることもわかりました。でも、これだと諦めていた新築を少し借入額を増やして買った方が気分が楽かもしれないです。どうでしょうか？」というご質問を頂きました。

そうですね、確かにそういう考え方もありますね。

このような感じでお客様の心配や疑問をひとつずつ解消していくと、自分で「これは無理だな」と諦めていたことが、最適な方法だったり、その逆も然り、お客様だけでは気付けないことをアドバイスさせてもらうのも、私達のような不動産会社の役目だと思います。

「こたろう夏休みの宿題の巻」の巻

今年のこたろうの夏休みの宿題の中に、読書感想文3枚という宿題が出ました。

こたろうは幼いころの読み聞かせもむなしく、、、本があまり好きではありません。

読書感想文用に学校から本を借りてきたのですが彼のイチオシは「おなら」という絵本。。。

ページ数も少なく、とても感想文を3枚もかけそうにもありませんでした。(彼はおならで3枚書けるぜ！と言ってはいましたが結局数行しかかけず。。(笑）

何とか借りてきた本の中で書けそうなものを妻が見繕い、必死にこうやって書くんだと指導していました。

何とか書き終わったよ・・・と妻がげっそりした顔で僕に言い、ふと部屋をのぞいて見るとこたろうは完全に燃え尽きて、机の上に突っ伏して白目で寝ていました。

ああ、、脳を使いすぎて彼の許容範囲を超えてしまったんだなとしみじみ思いました。（笑）