今月は住宅ローンの団信生命保険(略して団信（だんしん）と呼ばれています)についてご説明します。

団信はローンの借入人が高度障害や死亡した場合に、残された家族にローン債務が残らないように、保険会社が住宅ローンを完済してくれる保険です。

また、住宅ローンを利用する際は、団信への加入が必須になっているのが一般的です。

団信の保険料は、銀行が負担してくれますので、毎月の支払いはありませんが、フラット３５というローン等の場合は、団信への加入が任意ということになっていて、加入する場合は保険料分の金利が上乗せされます。

もし賃貸住まいの場合に一家の大黒柱が亡くなった場合には、、残された家族はそれまでと変わらず家賃の支払いが必要になりますので、ここが住宅ローンを組んで家を購入した場合との大きな違い（メリット）でもあります。

また、団信生命保険への加入は、銀行の審査項目になっていて、もし持病や病歴等がある場合は、加入できない場合もあり、そうなるとそもそも借入ができなくなったり、配偶者が連帯保証人になる必要が出てくることもあります。

通常、団信の審査は物件が決まり契約をしてからになりますが、その時点で万が一、審査に通らないとなると、色々と大変です。

そのため、今は、住宅ローンの事前審査と一緒に団信生命保険の審査も行ってくれます。

持病があったり健康診断で指摘事項などがあり、加入できるかどうか心配な場合は、営業マン、銀行に早めに伝えて、どのように対応するかを考えておくことをおすすめします。

今回のお客様は、奥様がマイホーム探しに積極的なのに対して、ご主人は住宅ローンを組むことに不安をお持ちでした。

夫婦で考えていても行き詰まってしまったそうで、相談にお越しくださいました。

ご主人は「自分は住宅ローンに限らずお金を借りるのが不安なので、できれば借りたくないですが、家は欲しいし、妻や子供の希望もできるだけ叶えてあげたいという気持ちです。。」というお気持ちでした。

ローンを利用することにあまり抵抗のないかたもいれば、今回のご主人のように金額の大小に関わらず、借金をするのに抵抗があるというかたもいます。

そして、これは性格だったり、育ってきた環境の影響もあると思うので簡単に変えることはできないと思います。

家が欲しいというのは家族全員一致していましたので、ご主人の不安の原因になっている、住宅ローンをできるだけ短い期間で完済するためにはどうしたよいのか？できるだけ借入額を増やさないようにするにはどのエリアでどんな物件になるのか？を一緒に考えていきました。

具体的には築年数の古い、金額の低い物件を買った場合のメリット、デメリットを考えたり、最初に頭金をたくさん入れて借入額を少なくしていくのがよいのか、1年でどのくらい繰り上げ返済をすると、どのくらい返済期間が短くなるのかを計算しながら資金計画を立てました。

検討する項目が多く少し時間がかかりましたが、その甲斐あって、ご主人様から「これだったら大丈夫そうですね」と言ってもらえる計画ができました！

ご家族一緒に次の一歩を踏み出すためのお手伝いができて私も嬉しかったです！

「こたろう運動会」の巻

先日こたろうの小学校で運動会がありました。

天候不良が重なり中止になりそうでしたが、何とか開催されて観に行くことが出来ました。

こたろうは走るのがあまり速くありません。

そして・・彼には闘争心というものがはっきりいって無いです。。

そのため、徒競走も走る前から「僕は大体3位かな～」とすでに順位を自分の中で決めていました。

それでも何とか一生懸命走るんだよと彼を焚きつけて送り出し、ビデオ撮影の場所をなんとか確保して待っていました。

こたろうは7レース目だったので、6レース目に次だ！と思い撮影を始めようとしたところ、、何とこたろうが走っているではないですか！

しかもなぜか笑いながら。。。

あわててカメラを向けるも、とき既に遅しでゴールした後の姿しか撮れませんでした。

そして結果は4位！彼の予想3位は外れていましたが彼は全く気にしていない様子(笑)

ちなみに7レースというのは彼の勘違いだったようです。。。

来年は早めにビデオをまわしておきます。。