ネットで物件を探していると「この物件、何か安いかも！？」と思うときはありませんか？

安い不動産は何か理由が必ずあるので、今回はその理由についていくつか説明したいと思います。

まず、地域特性としてよく有るのが、「規定の建ぺい率、容積率を大きくオーバーしている建物」です。

特に低層住宅エリアの建ぺい、容積率の規制が厳しい東村山や小平などでは比較的よくあります。

これも程度問題で、多少のオーバーであれば住宅ローンも利用できて、価格にもあまり影響がないのですが、大幅にオーバーしていると、少し金利が高いローンを利用する必要などが出てきます。

また、建て替えると建物が小さくなるので、多少築年数が古くても、その建物をリフォームして住む方も結構多いです。

次に、「再建築する際に問題がある」物件です。

再建築が完全に不可ですと、住宅ローン利用なども難しいことが多いのですが、不可ではなく、条件をクリアすれば再建築できるかもしれませんという場合もあります。

大体は道路や接道に問題があるので、具体的には、建て替え時にどんな条件があるのかを確認する必要がありますね。

次に「リフォームを必要とする箇所が多い」という物件です。

これは中古物件で売れ残ってしまう一番多い理由かもしれませんが、中には躯体はしっかりしていて、表層だけ手直しすれば蘇るという物件もあります。

逆に見た目は綺麗だけど、深刻な不具合があるという物件もあるので、このあたりは、建物の劣化について詳しい営業マンや建築士さんなどと一緒に物件を見て回る必要があるかと思います。

また、高さ2mを超える擁壁などの上や下に建っているお家は、がけ条例という規制を受けることになります。

ただ、規制を受ける物件が、それだけで金額が安くなるというわけではなく、安全性が確保できない、または確保するためには多大な費用がかかりそうな場合は、どうしても売れ行きや金額に影響してきます。

この物件どうして安いの？という相談をして、きちんとしたアドバイスができて、経験、知識も豊富な営業マンのサポートがやはり必要になるのかと思います。

「子供が生まれて、何となく家の購入を考え始めましたが、賃貸のままでも良いのかと思ったりもします。」

ということで、こういう状況だとどこに相談したら良いのかわからないと思いますが、かえる不動産では、こういうご相談がありがたいことに多いです。

お話を聞くと、今お住まいの賃貸マンションは便利な立地だし、お子さんが生まれたばかりで、狭いというわけでもなく、総じて特に不満はないとのこと。

でも、「家を買いたい！」ってときには、それと同じくらいの熱量で、今のお家に対する不満だったり、家を買ったらきっと良くなりそうだ！という希望、楽しみみたいなものがありますし、それがないとなかなか何千万円もするお家を買えないですよね。

まずは、資金計画を立ててみて、それに合わせて、エリアや建物築年数、広さなどを物件毎に見ていきましたが、お客様は、今の賃貸を出てまで、購入したいという気持ちにはならないようでした。

であれば、無理して購入する必要なんて当然ないわけで、しばらく今の便利な場所で、子育て、お仕事を続けてみてはいかがでしょうか？

そして、ご主人の年齢や、お子さんの成長、学区の選定など色々とお家の購入を考えるタイミングがやってくると思うのでそのときまで待ってみる、というのも良いかもしれませんね。

ただ、実際のマンションや一戸建てがどんな感じなのか、試しに見てみるのも今後の参考になると思いますし、何より楽しいと思うので、お誘いしてみたいと思っています。

「こたろう、高校受験に挑む」の巻

先日、息子のこたろうの高校入試がありました。

のんびりマイペースであまり何かにチャレンジしたことのないこたろうにとって、人生初の大勝負。

試験当日の朝も緊張ガチガチでマッサージをして送り出しました。

しかし、帰ってきたこたろうは暗い顔。。。

試験は5教科で昼食で満腹にならないようセーブしていたものの、眠くなってしまったそうです。。。

そして、「記述のところで「されない」って書くところを「されれない」って「れ」を一文字多めに書いちゃった気がするんだよ(泣)」とのこと。

本番の試験に、そんな、ばかな、、と思いますがそれがこたろうなのです。。

やはり緊張しすぎて疲労困憊だったのでしょう。。

案の定、帰ってきたら肩はガッチガチで凝り固まっておりました。。^^;

結果はどうあれ、人生でこんなに緊張したことはないでしょうし、良い経験になったと思います。