中古一戸建の中には増築をした為、建ぺい率、容積率をオーバーしている物件があります。

建ぺい率というのは、簡単に言うと敷地に対しての1階部分の床面積の割合です。また、容積率は、敷地に対しての延床面積の割合のことです。

例えば100㎡の敷地で建ぺい率40％、容積率80％の場合だと1階は40㎡まで、1,2階合わせて80㎡までという意味です。

ちなみにオーバー物件の場合は備考欄に「再建築の際は同規模の建物は建築できません」と書いてあることが多いです。

そして、オーバーしていると銀行の住宅ローン審査に通らない場合があります。

10％~20％の範囲くらいであれば銀行によっては借りられる場合もありますが、20％以上オーバーしている場合は一般的な銀行の住宅ローンを利用するのは難しくなります。

この場合には全期間固定金利のフラット35という商品だと通る場合もありますが建築士さんに建物検査をお願いして基準に適合することが条件です。

中古の場合、劣化状況や基礎の高さなど適合しない場合もあるので話を進める前に営業マンに相談してみてください。

どうしても住宅ローンが使えない場合は現金で買うか、土地として建物を解体する条件で買うか、または銀行ではなく信販会社系のローン(金利は一般の住宅ローンより高いです)を利用するなどの方法になります。

東村山市、小平市は一般的な2階建て戸建ての住宅街エリアの建ぺい率、容積率がそれぞれ40％、80％という厳しめなエリアが多いため増築をしてしまっている場合が多いです。（ちなみに新築の場合はオーバーしていると検査に通らないのできちんと規定内で建てられています。）

このような状況があるためオーバーをしていなくて住宅ローンが問題なく使える物件は数が少なく人気もあるので早めに検討した方が良いです。

今回のお客様はふらっと新築マンションのモデルルームを見学に行ったことがきっかけで家探しをはじめました。

そして、モデルルームにいた営業マンから熱心にセールスされて何となく買う流れになってしまったそうですが、物件の比較もしていないのに進めていいものかと段々と不安になってきたそうです。

そんな時にかえる新聞を読んで当社に問い合わせをくださり実際に物件の見学に行きました。

見学中には物件のこと以外にも自分達にはどんな物件が合っているのか？転勤で売る場合でも売れるか？など不安に思っていたことを相談してくださいました。

こういうことは新築マンションの営業マンには相談しにくいことですし、ずっとモヤモヤした状態だったのを解消してもらえたようで最初よりもお客様の表情が明るくなったように見えました。

その後、お客様はライフスタイルなど考えた結果新築マンションではなく当社仲介で一戸建てを無事にご購入されて喜んでもらえました。

後からお客様より聞いたのですが「新築マンションの検討で行き詰まっていたときに新年のおみくじで「住居は人を変えて探せ」と出だそうです。

それを見て、「よし、かえるさんに相談してみようとお願いしよう」と思ってくれたそうです。

当社を思い浮かべてくださって嬉しかったです。

今回のお客様は物件の見学で初めてお会いしてからその後に色々と相談してくださいました。

色々と聞いてみたことはあるけどいきなり相談へ行くのはちょっと抵抗があるという場合は今回のように物件を見ながらお話する方が気楽かもしれませんね。

今後もお客様の状況やご希望に合わせサポートさせてもらいたいと思っています。

「授業参観」の巻

先日こたろうの小学校3年生最後の授業参観がありました。

定休日だったので行ってきました。

算数の授業で途中先生が「みなさん、お子さんの席に行ってみてあげて下さい」と言われたので、こたろうの席に行って一緒に問題を考えたりしていたのですが、こたろうが問題を解くのに時間がかかってしまい、僕もそれに合わせて教えていました。

気づいたときには、保護者で子供の横についているのは僕だけという状況。。。

こたろうは妻に「父ちゃんが席のとなりにずっといてなんか恥ずかしくて緊張してなかなか問題とけなかった。。。。」とぼやいていたそうです。

久々ではりきり過ぎてしまい、ちょっと近付きすぎちゃったなと反省しました。