不動産で良く出てくる言葉に「現況有姿(げんきょうゆうし）引き渡し」があります。

読んで字のごとく現況のまま引き渡すのですが、現況の状態をどこまで把握して購入できるかがポイントです。

例えば、売主さんが住んでいる中古一戸建てを現況有姿で引き渡す場合、部屋の中の荷物を全部出して空にはしますが、リフォームなどはせずにそのままの状態で引き渡すことを言います。

また、現況というのは設備が故障していたり、建物に不具合があってもそのまま引き渡すという意味でもあります。

例えば築20年くらいの一戸建てだと、新築時から1回は外壁や屋根の塗り替えをしている物件もありますが、していない場合もあって、購入してから必要になるかもしれません。

また、給湯器も20年経つともう寿命ですから、給湯器に記載されている製造年月を物件を買う前に現地で確認した方が良いですね。

建物については、建築士さんによる住宅診断などを売主さん側でしている場合には、その報告書を見せてもらい状況を確認できます。

していない場合には、買主側で費用を負担して行うことも可能ですが、売主さんの承諾が必要です。

もし、承諾してもらえない場合などには、例えば建物に詳しい工務店などに同行してもらい、リフォームのアドバイスなどしてもらう方法もあります。

購入を決める前に上記のような確認、検討が長くなってしまい、その間で売れてしまうこともありますし、現況有姿引き渡しの物件を購入する場合には、限られた時間の中で効率的に現況を把握できるような営業マンのサポートが必要です。

初めてお会いしたのは1年前の無料個別相談会。

そのときは、「予算内の物件がなかなか見つからないです。他に物件は無いですかね？」というご相談でしたね。 もし、ご予算内で探そうとすると、築年数が古くなってリフォーム費用が大きくなって予算オーバーになってしまうなどうまく進みませんでした。

そのときは、予算など変えずにそのまま様子を見ることになりましたが、1年ほど経ち、お子さんの入学やご主人が40歳になったこともあり、本格的に探す前に再度ご相談に来てくださいました。

「やはり、予算内だと希望が叶うような物件は無いですね、、予算をどこまで上げられるか相談したいです。」ということでした。

まず、こうやって再度相談してもらえるのはとても嬉しいです。

家計の状況や教育費、家を買った場合の維持費、退職時期など再度確認して資金計画を立て、これならやっていけるかなという予算のラインを一緒に考えました。

今回の方はエリアを限定していて、エリアの相場金額に合わせるために予算を上げることになりましたが、予算を上げずに、バス便エリアを含めるなど妥協点を考えるというケースもあると思います。

探し始めの時期は、まずは物件などの情報収集をしますが、希望予算が不動産価格相場より低いため、なかなか物件が見つからないというのはよくありますね。

やはり、今回の方のように家の購入が現実的になったときに、現実的な計画を立てることになると思うので、そのときに頼りにしてもらえるような存在でいたいなとあらためて思いました。

「こたろうの修学旅行」の巻

先日、こたろうは2泊3日で京都、奈良に中学校の修学旅行へ行ってきました。

親バカですが、一人っ子なので2日もいないと家が静かすぎてなんだか寂しかったです。

やっと帰ってきたと思ったらものすごい大荷物で。。。（ちなみに大きい旅行カバンは現地から送っているので身軽なはず。。。）

破れかけたお土産の紙袋はパンパンで、さぞお土産をたくさん買ってきたんだろうと思ったら中には学校のジャージ、、、Yシャツ、、、そしてまたジャージ。。。

どうやら、宅急便で家に送る荷物の到着が遅れるかもしれないから、学校で使うものは先に持って帰ったほうがいいよと先生に言われたそうです。

だったら最低限のジャージ、ワイシャツで良いはずなのに、、、心配性なのかな。。

そして先に持って帰ってきたお土産は3個だけ、、しかもこたろうの自分用。。^^;

でも、その後、ちゃんと家族や祖父母の分もお土産も届きました。(^^)

こたろうの言い訳としては、「お腹の調子がいまいちで余裕がなかった。」とのこと、、です。

でも、色々とお土産話も聞かせてもらい、楽しい思い出になったようでよかったです！！