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不動産売却通信 東村山・小平・東久留米の不動産売買専門:かえる不動産がお届けします

2016年4月号

こんにちは、かえる不動産の田中です。

あたたかい日が続きようやく春らしくなりましたね。

マイナス金利の影響で、住宅ローンの借り換えをする方が増えています。

住宅ローンを見直すをきっかけには良い時期かもしれません。

住まいの売却講座:成年後見人による売買の手続きについて

2016年1月号でお父さまが認知症で施設に入っているため、息子さんが成年後見人となりお父様のお家を売却する場合のお手続きについてご紹介しました。

その後、当社で売却活動を行い、無事に買主様と売買契約を締結し、最後のお手続である売却代金を頂く決済・引渡しの手続きを終えることができました。

今回は成年後見人による売買契約から決済・引渡しまでのお手続についてご説明します。

Baikyaku news 201604 kouza

売却活動をして買主が見つかると、そのかたと売買契約を締結します。

お父様は認知症でご出席が難しいため、成年後見人である息子さんが代理で手付金を受け取り、契約書にサインをします。

その後、成年後見人の息子さんはその契約書を家庭裁判所に提出して、売却許可をもらうための審査となります。

今回は売買契約を締結する前に、売買価格や契約書に入れる特約(裁判所の許可がおりない場合は解約となる等)について、息子さんが家庭裁判所の担当者とやりとりをされていました。

そのため、裁判所からの売却許可も想定していたより早く出ました。

裁判所との事前打ち合わせは、手続きをスムーズに進めるための大切なポイントになります。

その後、買主さんの住宅ローン実行の準備もできた段階で、決済、引渡しを買主さんの利用銀行にて行い、同時に所有権移転手続を行いました。

この際も成年後見人である息子さんが手続きを行います。

売却代金を受取る銀行口座はお父様の口座になるため、口座のお通帳や印鑑、お父様名義の権利証もお持ち頂き無事に所有権を移転できました。

代金の振込や諸費用(仲介手数料、登記費用等)を支払った履歴になる通帳や領収書は、後に裁判所や、相続人予定者のご親族等に取引の説明をするために必要となりますので、無くさないようにまとめて保管をしておく必要があります。

ご両親が認知症等のご病気で、施設に入るための資金や生活費を得るために、家を売却したいとお考えのかたで、何からどうはじめて良いのかわからないという場合は、是非当社にご相談ください。

成年後見人になるための手続きのご説明や司法書士さんのご紹介も含めてサポートさせて頂きます。

今月の個別相談会より:お隣さんが空家で所有者の行方がわからず、境界確認作業が進みません。境界が確定できないと売れないこともあると聞き不安になっています Baikyaku news 201604 soudan

今回のお客様は当社に土地売却をお任せ頂いていた売主様です。

約40年前に分譲された物件で、土地の境界位置がはっきりしない箇所や測量図もないため、売却にあたり隣接する土地の所有者にも立ち会ってもらい、境界位置を決めて測量図を作成する作業を行う必要がありました。

しかし、お隣の空家の所有者がどこへ行ってしまったのかがどうしてもわからずに、境界位置の確定ができないまま3ヶ月が過ぎてしまいました。

今後のことについて、売主さんと打ち合わせをしているときに、

「自治会長さんなら何かご存知かもしれない」

というお話になり、私と売主さんの連名で手紙を出した後に、お会いすることができました。

自治会長さんも、お隣のかたがどこへ行ったかはご存知なかったのですが、つながっていそうな方に聞いてくださることになりました。

待つこと1ヶ月。

お隣さんの所有者のご親族と連絡がつき、境界の確認を無事に行うことができました。

売主さんには、

「これでよく眠れそうです」

とすごく安心してもらえました。 私も本格的に売却活動を行い、その1ヶ月後、無事に買主さんが見つかり契約ができました。

振り返ってみると、自治会長さんにお願いをしてから、売主さんも私も祈るような気持ちで待っていましたが、

「お隣さんが引っ越すときに連絡先だけでも聞いておけばもう少しスムーズにいったかもしれない」

と売主さんがお話しされていました。

確かにそうかもしれません。

ただ、売却する際にそんな手続が必要だなんてわからないわけで、仕方のないことだと思います。

これから、人口が減って空家が増えると思いますが、お隣さんがお引越しをする際には、何かあったときのためにと連絡先の交換をしておくのが良いかもしれません。

こたろうからの手紙の巻
Baikyaku news 201604 kotarou

こたろうは小学校3年生になりました。

これは2年生のときの話なのですが、お父さんとお母さんに手紙を書こうという授業があったそうです。

ある日、帰宅するとこたろうがニヤニヤしながら、

「父ちゃん、これ」

と手紙を渡してきました。 その内容が、

父さんへ

いつもはたらいてくれてありがとう。

おかげでふつうの生活ができます。

ふつうの生活なんて奥が深いなぁと思っていたらこたろうが、

「本当は、びんぼうにならないですみますって書いたんだけど、先生からあまりよくない言葉だから、ふつうの生活にしなさいって言われたんだ」と!

息子が何か欲しがって、買ってほしい!と言う時に妻が、

「買ってばかりだとびんぼうになっちゃう」

と言ったのを覚えていたらしく、外で言ってしまったようですが、「言葉は選ばないと」と妻も反省していました。。

ちなみにお母さんへの手紙には、

いつもころんだとき、ばんそうこうをはってくれたり、たすけてくれてありがとう

でした(笑)

東京都清瀬市出身
大学卒業後、銀行勤務を経てかえる不動産を創業しました。はじめて家を買う、売る方の不安や疑問を解消し、安心してお取引ができるようサポートさせていただくことをモットーにしています。
(*^-^*)
また、不動産売買をわかりやすく解説するFMラジオのパーソナリティをしておりました。

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