居住中の状態で売却をする場合、当然ですがお客様が内覧にやって来ます。

そのときにどのように対応したらよいのかをご説明したいと思います。

他人が家を見に来るわけですから緊張すると思います。

でも、見に来るお客様も同じように緊張しています。

ドアや収納を開けたいけど、開けられない、売主さんに色々と聞きたいけど、どこまで聞いてよいのか、また初めて内覧をするかたは、何を聞けばよいのかもわからないということもあります。

そのため収納スペースの扉やお部屋のドアは、売主さんが先頭に立って開けてもらえるとスムーズだと思います。

売主さんの中には「収納スペースはものを詰め込んでいて。。。」ということで、中を見せたがらないかたもいますが、内覧に来たかたは中の広さを見たいわけです。

また、どのくらい収納力があるのかは一つの判断基準にもなりますのでできれば見せてあげてください。

また、内覧中の会話についてですが、営業マンよりも饒舌に話す売主さんもいますし、全く話しをしない売主さんもいます。

イメージとしては、友人に家を紹介するような気持ちで接するのが良いのではないかと思います。

良い事ばかりでなく、「もう少しこうだったらよかったのにな」と感じている点もお話しすると、バランスが良いです。

もし、時間があれば玄関から入ってくるところから内覧対応の練習を、担当者と一緒にしてみるのも良いと思います。

チラシの物件情報や間取りを見ながら、新しい生活を想像するのはとても楽しいですよね。

特に今の家に不満や不便を感じている場合には、なおさらだと思います。

でも、一方で新たにローンを組むことや、家の売却はどうしたらいいのかと考えると不安になるのもとてもよくわかります。

そこでお客様の現在の家計状況、ご収入、不安に感じていること、住み替えたらこんな生活がしたいというご希望を一通りお聞きした上で将来的にも無理のない返済計画、予算、動く時期などの住み替え計画を一緒に立てることができました。

家族会議を重ねても、一向に話が進まない。

そんなときは、私も家族会議に混ぜてもらうという気持ちでのぞみます。

家族同士で話していると感情的になって進まないこともあると思いますが、そんなときにこそ専門家として冷静にアドバイスさせてもらいます。

前に進まずお困りのご家族は、是非、私を家族会議に混ぜてください(^^;)