物件を売りに出したら、毎週、毎週、お客さんが見学に来て、忙しくなるようなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか？

でも、実際のところ、そこまで忙しくなることは珍しいですね。

例えば、3ヶ月くらいの期間で売るためには、見学が6件あれば売れそうだという物件の場合で考えてみます。

例えば3ヶ月で合計6件、1ヶ月あたり2件と考えると、毎週見学が入るわけではないですね。

こうなると、「見学がない、売れないのかな、、」と不安になる方が多いのですが、こういうものだとわからないからだと思います。

また、物件によって見学件数の想定は変わりますね。

例えば、間取りや建物が特殊で、好きな人は好きだけど、、万人受けしない物件の場合は、見学件数は少ない傾向ですが、最初の見学1件だけで売れる場合もあります。

また、比較的人気エリアで反響は多いけど、劣化箇所が多く、大規模リフォームが必要だったりなど、何かデメリットがある場合は、見学件数は多いですが、現地を見て見送る人も多いです。

見学件数や見送った方の数や理由などの販売状況が、営業マンと売主さんの間で常に共有できていれば、どうなっているのかわからない等の余計な不安を持たずに、進められるのではないかと思います。

売却取引が完了したお客様からメッセージを頂きました。

「父存命中より託されておりました大問題もお陰様で無事に、また好条件で解決することができました。

とてもホッとしているところです。

田中さん、これからも売主、買主さんの強い味方であり続けますよう祈っております。」

という内容だったのですが、お手紙をもらったときに、嬉しくて胸がいっぱいになりました。

今回のお客様に初めてお会いしたときには、売却相場のことも色々とご存知で、他社さんにも相談をされていました。

その状況の中で、できるだけ良い条件でご売却できるよう買主さんを探し、タイミングが良かったこともあり、好条件で取引を成立させることができました。

また売主さんが負担する必要のある費用や引き渡し後の責任などを心配されていたので、契約をする前の段階で詳しくご説明して、少しでも安心して進められるように心がけました。

私としては、いつも通りで、何か特別な対応はしていないつもりですが、こうやってメッセージを頂けることで、普段の仕事に自信を持つことができました。

今後も迷える？売主さん、買主さんの強い味方でいられるように精進したいと思います。